キャリアで大切な自己効力感
2020/06/06
自己効力感とは、自分で自分の可能性を認知できていることです。
この自己効力感が低いと、チャレンジすることをしなくなったり、高い目標を設定しようとしなくなったりします。
心理学者のアルバート・バンデューラは、次の4つが自己効力感を高めることに有効だとしました。
①成功体験
物事はただ体験しただけでは、成功体験になりません。体験を振り返って、その時何を感じてどんなことを考え、何をしたのか。自分で内省をして、言語化することで経験として認識し、「成功体験」となります。
②代理体験
成功しているなと感じる人を観察することで自分もやっているようなイメージを持ちます。仕事のできる先輩と同行して学ぶことも、代理体験の一つです。
③言葉による説得
第三者による励ましなどの言葉かけです。褒められたり、頑張りを求めてもらえるような言葉をかけられることによって、自己効力感が高まります。
④情動的体験
気持ちが高揚するような映像、音楽等を見聞きすることで「今ならできる気がする」というように、刺激を与えることです。アスリートなども試合前に気持ちが高まる音楽を聞いていたりしますが、それも自己効力感を高めることに役立っているのかもしれません。
自己効力感を高めることは、社員が適切な自信を持って仕事をしていくためにも、とても大切なことです。
特にいま、新型コロナウイルスの影響でメンタルケアを必要としてる社員の方は多くなっています。
●定期的に振り返る時間を持つ
●それを引き出し、フィードバックできる機会を社内で作る
ことが必要です。
餅は餅屋。時間は有限です。
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