コロナで起きた働き方の価値観の変化とは? 仙台・宮城の人材育成【国家資格キャリアコンサルタント、セミナー、講座、面談】
2020/08/06
新型コロナウイルスが自身の価値観に変化を与えたと思うか、という質問に約75%の人が「はい」と答えています。(ワークポート2020年6月調べ)
その内容が必ずしも暗いものかというとそうではなく、
・通勤のストレスやかける時間が減った
・政治やニュースに興味を持った
・人との繋がりを改めて考えた
など、自分自身の時間の使い方や働き方、どんな風に生きていきたいかを考える時間をもって、自分の価値観に触れて変化を感じたのではないでしょうか。
こんなふうに、いままさに「個人ベースの生き方・働き方」にフォーカスが当たっています。
これまでも、先に個人として働き方や生き方を成立させてきた層は一定数いましたが、今後どんどん増えてくることが予想できます。
経団連の会長が終身雇用制度に言及してもう難しいと認めていたり、
大企業では新陳代謝を狙って早期退職希望者を募ったり、
有名企業では社内個人字事業主の制度を生み出したり・・・
従来では考えられなかったことが現実になっています。
これまでは会社が守ってくれていた自分のキャリアも、自分の成長を自分で考える時代が来ていますが、コロナでますます現状にしがみつこうとする人と、変化していく人とで二極化し、そのスピードは加速していくでしょう。
中小企業としてはどうでしょうか。
こうなってくると、企業としては辞めてほしくない社員が去ってしまう心配があります。
企業内キャリアコンサルティングは、今いる場所でどう頑張っていくかを考えていく時間です。
実際に、これまで弊社では約200社担当してきましたが、面談の最初に「辞めたい」「転職したい」と話す社員の方もいらっしゃいました。
ですが、よくよく話を聴いていくと、仕事は好き、会社は好き。
じゃあなぜ辞めたいのか聴くと、「上司とコミュニケーションがとりづらい」「人間関係が良くない」「今の職場で成長できると思えない」
など、
仕事そのものではなく、そこに付随するソフト面での課題が「辞めたい」というわかりやすい言葉になっているだけ、ということが多かった印象です。
数人お話を聴いていくと、そこには本当に解決しなくてはならない組織課題が見えてきます。
それが目に見えないソフト面の課題であったりすると、忙しい中でどう手をつけていけばいいかわからなくなったりしますよね。
また、悩んでいる社員が上司や社内の人と話せば解決するかと言うと、ほとんどはそこに利害関係が発生するため、本音を言えません。
加えて、先日のブログにも記載しましたが「聴く力」がなければ信頼関係が築けず、そもそも相手の本音が引き出せません。
ラインの直線上の関係にある上司と部下であれば、なおさらです。
キャリアコンサルタントという第三者を入れるメリットはこんな部分にもあります。
また、個人面談と違って個人の希望等だけを聴いていくのではなく、最初に企業内で経営者や担当者の方とゴールを共有し、社員に働きかけていくという面もあります。
変化が激しい今だからこそ、そして時間のかかる人材育成だからこそ、始めた企業から社員が変わっていきます。
主役は経営者、社員の方です。私たちがサポートします。
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