2021年新入社員意識調査からわかる、定着に必要な2つのこと 【組織の人材育成に伴走する、国家資格キャリアコンサルタント】
2021/07/14
東京商工会議所で実施された新入社員意識調査アンケートから、2021年入社の新入社員の求めるものが見えてきます。
https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1025192
転職ありきのキャリア形成が増えている昨今とはいえ、
①ずっと入社した会社で働きたいと思っている
新入社員が3割。
ここで「特に考えていない」という層に着目してみましょう。その数約4割で、正直な回答だなぁと率直に思います。
入ったばかりでそんな先のことまでわからない、というのはごく自然ですよね。
加えて魅力に感じる企業の制度として、
②成長できる人材育成体系があること
に重きを置いていることもここ数年の傾向から変わりない結果です。
さて、企業としては採用した新入社員には定着し、成長していってほしいものです。
この約4割の層にいる新入社員にも、定着へと進んでいってほしいところですよね。
そのためには社員の方から「選ばれ続ける」ことが大切ですが、アンケートにもあるような
「働きやすさ」の整備は比較的整えていても、
「働きがい」の部分はどうでしょうか。
人材の定着には、「働きやすさ」と「働きがい」の両輪が必要です。
特に働きかけやすい約4割の「まだここでずっと働いていきたいかわからない」層、約3割の「定年までここで働きたい」という合計7割の層には魅力として届けやすいのではないでしょうか。
従来のような単発の研修だけを実施する、のではなく「あなたのキャリアを一緒に考えていく」という姿勢と計画・実施が大切です。
社員はお客様ではありませんが、ステークホルダーの一人です。
本当に必要な成長への仕掛けを作っていきましょう。
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