部下から信頼される管理職(マネージャー)に必要なスキル・後編   【組織の人材育成に伴走する キャリアアシスト】

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部下から信頼される管理職(マネージャー)に必要なスキル・後編   【組織の人材育成に伴走する キャリアアシスト】

2022/02/22

マネジメント力を高めるのに必要な力

ここからは、マネジメント能力を高めるために必要なことをお伝えします。

(1)コミュニケーションのコツ
部下とのコミュニケーションがさらに良くなるコツは「ペーシング」と「傾聴」です。

「ペーシング」とは、相手のペースに合わせて会話をすることです。相手の声のボリューム・トーン・抑揚に合わせて、自分の会話の調子を合わせることを指します。このペーシングがうまくいくと話をしている相手は、「この人は自分の話を真剣に聞いてくれている」と実感することができます。またそれにより「実は…」「本当はこう思っていたんです」など、相手の本音を引き出しやすくなります。

「傾聴」とは、相手の話を真摯に受け止めて聴くことです。ただ相づちを打つのではなく、相手がどう思っているのか理解しようと努めながら、話を聴くことです。コミュニケーションは相手との相互理解なしではうまくいきません。しっかり傾聴を行い、相手への理解を深めましょう。

(2)目標達成のコツ
チームとしての目標達成をするためには、以下3つの視点を持つようにしましょう。

□ドリーマー(夢想家的な視点)
幅広い視野を持って夢を語り、明るい未来を目指して目標やそこまでの道筋を決めます。ドリーマー視点で未来を語ると、ワクワク感を持って仕事に取り組むことができ、チームに一体感が生まれます。

□リアリスト(現実的な視点)
ドリーマー視点でワクワクするような夢が決まれば、次はリアリスト視点で詳細を決めることが重要です。目標達成のために必要なことを考え、具体的な手順や方法を検討します。

□クリティック(批評家的な視点)
そして最後はクリティック視点で、計画や方法について起こりうる問題点やリスクを考えることが重要です。事前に問題点やリスクをあぶり出すことにより、目標達成への精度を高めることができます。

上記3つの視点を使いながら、目標達成に向けての道筋や問題点、解決策を考えるようにしましょう。そうすれば高い精度で目標を達成し、成果を残すことができます。

(3)リーダーシップ力を磨くコツ
物事を考える際には、3つの視点を持つようにしましょう。

□第1ポジション=自分の視点
□第2ポジション=相手の視点
□第3ポジション=第三者の視点

上記3つをもとに、それぞれの立場・状況を理解しながら物事を考えます。そうすることで、今まで見えなかったことが見えるようになり、相手の意見や周りの状況を把握できるようになります。

またそういった新しい発見が問題解決やヒントになることもあります。こういった視点を活かしながら、リーダーシップを磨いていきましょう。


マネージャーは部下を束ね、チームとしての成果を残さなくてはなりません。今回ご紹介したようなスキル・能力を磨き、チームを成功へと導けるように、日々仕事に取り組みましょう。

 


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