改めて知りたい「ジョブ型雇用」~してもしなくても、今だからキャリア形成を考えよう~ 【企業の「人が育つ」に伴走する、株式会社キャリアアシスト】
2022/09/24
昨日、ニューヨーク証券取引所にて岸田総理が発言した内容の一つが、「ジョブ型の職務給中心の給与体系」への移行でした。
一律ではないとはいえ、日本の企業の在り方・働き方が、また変わっていくことが想像できますね。
ジョブ型雇用については2020年に経団連の提言において導入が推奨されてもいますし、耳にしたことのある方もいらっしゃると思います。
ですが、改めて「何が違うの?」と言われると「うーん・・・」という方も少なくありません。
そこであらためて、ジョブ型とはいったい何か?というところで箇条書きにすると、
【雇用】業務にたいして人を配置する
【仕事・役割の考え方】明確に定められており、専門的・限定的である
【人事について】異動、転勤、残業は原則できない
【流動性について】業務が終了、結果などで解雇が比較的容易
【給与・報酬】職務給(業務内容、役割によって)
このような点が、日本のメンバーシップ型と異なる点です。
メンバーシップ型ですと、大まかにいえば人に仕事を割り当てるので「この仕事だけ」という場合が少なく、みんなで会社の仕事をなんとかしていくスタイルとも言えます。もちろん評価も年功序列や役割など総合的な判断となります。
(今回のコロナ禍で、部署間を超えての仕事の協力等もそうですよね)
どんなことでもそうですが、目的を定めて諦めずに試行錯誤していけば、いずれ良いものにしていける可能性は高いです。
ただ、そのために必要な「プロセス」をいかに丁寧にできるか、
そこをすっ飛ばしたりせずに、
自分自身(企業も社員一人ひとりも)を見失わずに進めることが必要です。
キャリアにおいて考えること、考えようと思うきっかけはこのようにどんどん増えていきますが、
それだけ一度立ち止まって考えて、より良いキャリア=人生にしていける「きっかけが多い」ということでもあります。
特に大人は、学生のように節目はあらかじめ用意されていませんので、自分自身で組み立てていく必要があると共に、
その自由も持っているはずです。
私たちがクライエントの皆さまにいつもお伝えしていること、「いつだって選ぶのは自分自身」です。
手段も情報も、あふれるくらいある現在、可能性はたくさんあります。
ただ同時に、これは「なんにもしない人」は、どんどん「選ぶ」ことすらできなくなる、といった意味も含みます。
ここで言う「なんにもしない人」というのは、
「現状維持だけしていたい」
「学ばない」
「振り返らない」
「誰かになんとかしてもらいたい」
「自分だけは大丈夫」・・・etc といった傾向の方々です。
キャリアを考える、というと「なんだか意識高い系で、すごく努力しなければならないんでしょ?」と未だに斜に構えてみる人もいるわけですが(実際まだ言ってる人います・・・)、
そうではないのです。
しかも、10代、20代の若い方ほど真剣に考えています。もともと生まれた時からの社会情勢もあり不安も強いですし、誰かが守ってくれると思っていません。
だからこそ、「選べる自分」でいるためにも、あなたはどう生きていきますか?といった話なわけです。
そして、多くの人々が働くステージである企業は「企業目的達成のためにも、社員一人ひとり「わたし」の豊かな人生実現のためのステージ」として、どんな指針でいくのか、どのように社員に自分事として捉えてもらい、進んでいくのかといった話に繋がるわけです。
人間はいつだって、自分自身が選んだことなら納得できるし、頑張れます。
結果として、自分のためだけでなく誰かのためにもなり、大事な人や社会等々に役立ち、幸せを感じて生きていけます。
「こうなりたい」「これだけは嫌」など、自分の未来をイメージして、ステージである企業でどのように力を発揮していくのか、できることをしていくのか。
企業はそれを、どのように応援していくのか。
キャリア形成は、個人のテーマであると同時に、企業のテーマであり、時間が必要であることは、明らかです。
社内リソースだけではこの「個人の時代」においての人事テーマの取り組みは難しくなる一方です。
一緒に取り組んでまいりましょう。
経営者の方、人事担当の方の初回相談は無料です。
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