両立支援・介護と仕事の両立に悩む社員 仙台・宮城のキャリアコンサルタント【企業内人材育成】
2020/07/16
2025年問題、ご存知でしょうか。
団塊世代が後期高齢者となり、介護・医療費等の社会保障費が急増する懸念の問題です。
よく、私たちもキャリアビジョンのワークショップを実施すると、親の介護の話題が出てくることがあります。
今は元気だけど、将来どうなるかわからない。
でも、未来は必ず来る。
「介護があることを前提に考えて備えておこう、でも不安・・・」という方は少なくありません。
ですが、ほとんどの方は仕事をお持ちなので、ここで働き方と一緒に考えた時に「介護離職」の問題が出てきます。
これは当事者の個人のみならず、所属する企業でも大事な問題ですね。
ちょうど働き盛りの活躍する世代であったり、管理職世代が該当するからです。
貴重な労働力の中でも、「育ってきて経験がある人材」がこの課題にぶつかることが想像できます。
しかも誰にも相談できなかったり、みんな忙しいから・・・と遠慮してしまって、
介護で体調を崩したりしてから周りが気付く、ということもあります。
介護する側が倒れてしまうのです。
その時に慌てるのではなく、今から社内で両立支援制度を整備することはもちろん、
「運用できる組織風土」を作ることがとても重要です。
よく、「制度は入れたんだけど誰も知らない」「使っていいよと言われても、申請できる雰囲気じゃない」等、
ハード面は整備されたのにソフト面が追い付いておらず、とてももったいないことになっている組織のお話を伺います。
遅すぎることはありません。
一緒に作っていきましょう。お気軽にお問い合わせください → https://career-assist-sendai.jp/contact/